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2024.03.19

ブログ

住宅ローン考 その3

業務の多忙化、愛犬の死、業務ではないお手伝いの数々で更新が長時間できていませんでした。
ごく少数だと思いますが、本ブログをお読みの皆様にお詫び申し上げます。
さて、住宅ローンで金利が上がるのはこれまでの25%以内、5年ルールで金利が上がっても支払額は変わらない。債務者を守るルールがある。と先述しましたが「奥歯にものがはさまった」書き方でした。
本日は「何が挟まっていたのか?」をお知らせしたいと思います。
今後、金利は確実に上昇すると考えられますが、それは住宅ローンも例外ではないと思います。
住宅ローンの金利は最終実行時に決定します。
その際には、お金の返し方を金融機関を打ち合わせの上「返済計画表」が発行されます。最初にローン期間全期分、その後は1年毎に残債と月々の金利・元金が分かる表を送付してくれます。
ここから、長期に渡る「住宅ローンの支払い」が始まります。
そして、次のようなことを念頭に計画性を持った生活をして欲しいと思います。

・適用金利は半年ごとに見直されます
変動金利は文字どおり金利が変動します。適用金利は基本的に半年(4月、10月)ごとに見直され、翌々月(6月、11月)から適用されます。

現在は、日銀の金融政策により、変動金利の影響因子がコントロールされていることから、変動金利に大きな動きはありません。しかし、今後、金融政策の方針が変わって利上げに踏み切ることがあれば、金利が上昇する可能性はおおいにあります。

・ 適用金利が変わっても5年間は毎月の返済額は変わらない。
これが5年ルールです。
元利均等方式の変動金利で借りた場合、金利見直しにより金利が上がったとしても、5年間は当初の返済額から変わりません。家計への影響を抑えるための策です。しかし、返済額が変わらないと言うことは「返済額の中の金利部分が増える」と言うことで、元金と金利の比率がかわり、後に元金が残ることになります。

・ 5年経過後の見直し金利の上限はこれまでの25%までしか上げられない
これが25%ルールです。
元利均等方式の変動金利の住宅ローンは5年ルールにより、金利が上昇しても5年間の返済額は変わらず、また、6年目に金利を見直すことになっても、これまでの金利への上乗せは25%に抑えられます。これも家計への影響を抑えるための仕組みです。

・ 急激な金利上昇が続けば利息さえ払えない可能性もあります
急激な金利上昇が続いた場合、月々の支払額(元金+金利)の額は変わらなかったり、急激に上がったりはしませんが、元金と利息の割合が逆転して返済額がほぼ利息となってしまう可能性も大いにあります。ともすれば、月々の返済がすべて利息になったり、ひどい場合には、月々の支払額では利息さえ支払いきれなくなることが発生します。すると「未払利息」として払いきれない利息分が翌月以降の返済に繰り延べされます。それが繰り返されるとローン期間完了時に一括して元金の残金と利息を請求されることになります。
このようなことが発生しないように日銀も金利をコントロールするわけですから、最終的には杞憂に過ぎないと思いますが、可能性だけは否めません。
とうが無理をしない住宅購入をご検討ください。

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